食事介助の凄腕・カリスマより学ばせて頂いた事〜「第57回鵜沼の輪にんじん会議」リアル・レポートEP3メインイメージ

食事介助の凄腕・カリスマより学ばせて頂いた事〜「第57回鵜沼の輪にんじん会議」リアル・レポートEP3

リハビリテーション科総括主任の岸本です。梅雨らしからぬ天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、先日の「第57回鵜沼の輪 にんじん会議」での小山珠美先生の講演会に、私も参加させていただきました。今回、大変貴重で有意義な話だったため、今一度講演を振り返り、自分なりに感じたことを書かせていただきます。

今回の講演で、私は先生のお話を会場の一番後ろでじっと聞いていました。これまで自分も様々な講演会に参加し、自身でも講師を担うことが度々ある中で、今回は、ある雰囲気を感じていました。気持ちの良い…、あるいは、腑に落ちた…という感覚はもちろんでしたが、それ以上の「何か」を…。

わかりそうでわからない、このもどかしさに私は数日間苛まれていました…。しかしこれが先日、ピンとくるものを感じてしまったのです!私には小学生になる二人の息子たちがいます。この休日、いつものように子供たちと一緒にいる時に、ふと発見しました。

「患者の命の長さではなく、命の質・希望のために私たちは仕事をする」。

小山先生のご講演の中で、冒頭から何度か登場したこの言葉…。私は思いました。「ああ、これは子育てと一緒だ!」。講演中に感じていたことはまさしくこれだったのだと思います。自分の中での「理解の繋がり」が、一気に完成した気持ちになりました。親は子に教えられる…とよく言われます。私たち医療人も、常に患者様から、あらゆることを教えていただいている。そう改めて痛感した瞬間でした。

小山先生は先日の「プロフェッショナル仕事の流儀」にご出演されましたが、天下のNHKが、そんな小山先生に「目」を付けたのは、至極当然だったんだと勝手ながらに思っています。ヒトは小山先生の人生観や人間性、敵(医師?)に立ち向かう勇気、に感動するのです。「信念を信頼に変えられる力」に共感し、憧れるのだと思います。絶体絶命のピンチを救うヒーローのように。親が子に注ぐ普遍的な愛のように…。

今回、ウロコとともに眼から涙もポロポロと…となってしまった理由は、こうしたことにあったに違いありません。私が小山先生にお会いするのは今回が2回目になりますが、このような大変貴重な学びをいただけたことは、きっと偶然ではなかったのかもしれません。そんな事を考えると、この出会いで感じた幸せが、いっそう大きく思えてしまいました。

小山珠美先生には改めて感謝の意を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

医療法人誠道会
各務原リハビリテーション病院
リハビリテーション科 統括主任  岸本 泰樹

追記:

小山先生ご執筆の下記の単行本が「主婦の友社」から出版され、リリース日に無事ゲットできましたヘ(^o^)/。今の医療現場では「食べる事がこと」が軽視されている、、、摂食嚥下に関わる医療人には必読の書になりそうです。私達の摂食嚥下取り組みの礎とさせて頂けますこと、心より感謝申し上げます。

株式会社 主婦の友社 
口から食べる幸せを守る ― 生きることは食べる喜び

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医療法人誠道会
各務原リハビリテーション病院
副院長・神経内科  和座 雅浩

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