岐阜大学医学部・脳神経内科集中講義より~「摂食嚥下」の重要性をお伝えしてきました!メインイメージ

岐阜大学医学部・脳神経内科集中講義より~「摂食嚥下」の重要性をお伝えしてきました!

先日、岐阜大学神経内科・老年科 下畑享良先生より非常勤講師を拝命し、脳神経内科集中講義シリーズの「摂食と嚥下」を担当させて頂きました。岐阜大学神経内科・老年科先生方には、臨床および研究活動においては言葉に言い尽くせないほどお世話になっておりまして、その教育活動に参加・御協力できますことを大変活きに感じて、この日を迎えました。

スライド1

岐阜大学神経内科・老年科医局にお伺いしますと、医局掲示板には科学評論社「神経内科」に今年初めに投稿しました総説論文を掲示頂いている事を知り、講義前から随分ご機嫌モードになりました。岐阜神経内科エースの講師林祐一先生の授賞記事の隣に掲載される御演出、さすが大学先生方は褒め上手&おだて上手、今後も岐阜大学神経内科・老年科先生方との共同研究として、日頃の診療の中で得られた重要知見はどんどん発信していきたいと思いました。

スライド2  

当日は、講師林祐一先生の「認知症」についての講義があり、私は聴講生として拝聴しました。このブログの中でも以前、林先生の教官力の素晴らしさについては御紹介させて頂きましたが、リアルに大学で教えるお姿は是非とも一度拝見したいと思っておりました。

岐阜大学神経内科・林祐一先生より「診る、話す、書く」の大切さを学ばせて頂きました!
http://www.seidoukai.or.jp/reha/waza/10257.html

テーマは「4大認知症と治る認知症」でしたが、豊富な臨床経験に基づかれたまさにMr. Neurologistらしい説得力のある講義でした。認知症を来す疾患は非常に沢山あり、学生さんにとっては取っつきにくいはずですが、4大認知症と治る認知症を中心にシンプルに考えていく鑑別診断法の有用性、大いに伝わった様子でした。また今、高齢化医療で注目されている「ポリファーファマシー(多剤薬剤投与)」の問題については、ご自身の臨床研究を基に分かりやすくお話されていて、認知症診療の中のおいても欠かすことができない臨床問題である事、ヒシヒシと学生さん達に伝わった雰囲気いっぱいでした。林先生のご講義後に「レビー小体って何?」と、みんなで調べ合っている学生さん達の様子は印象的で、好奇心をそそる教え方はさすがだと思いました。学生さんの反応を見ながら間を取り、質問もしながら進める方法も大変参考になりました。

新規 Microsoft PowerPoint プレゼンテーション

 私は林先生の講義に引き続いて「高齢者医療における摂食嚥下マネイジメントの重要性」 というテーマでお話させて頂きました。自身の医学部講義の想い出としては、出席者数が二桁超えれば(10%以上、笑)、担当先生から「皆さんは真面目ですねと」先生から褒められたくらいで、教官先生方の学生時代は相当なものだったと思ったことくらいです。写真のように席はほぼ満員御礼で、今の学生さんは真面目だと思いました。

2

下畑先生には講義前、「教える」について下記のようなご助言を頂きました。下畑先生のようは御高名な先生でも、学生時代の講義の想い出はこのようであられることを知り(‥;)、学生さんの印象に残る内容にするためには脱線&ドン引き覚悟で、自身の医師経験から得た事をストレートに伝えようと心に決めていました。

岐阜大学大学院 医学系研究科 神経内科・老年学分野FB
https://www.facebook.com/GifuNeurology/photos/a.1567739269956944/2092429077487958/?type=3&theater

 今,医療の現場においては「口から食べる」事が困難になる患者さんが急増していること、またなんとか食べれてはいるものの摂取量が不十分で,栄養状態がどんどん悪化していき,病気そのものが治るチャンスが奪われている患者さんが沢山みえること、そしてリハ、栄養、口腔ケアなど適切にかつ集学的に加える事で、食べられる患者さんは実は多いことなどを、自身の経験&臨床データを元にお話しました。医師になったとき、今回の話を少しでも覚えて頂いていると嬉しいです。

講義後には、林先生に大学内ランチにお連れ頂きまして、アンチサルコペニア活動を楽しくご一緒しました。微力ではありますが、リハビリテーション病院に勤務する神経内科医として、より一層、岐阜医療の教育活動に尽力する事、お約束させて頂きました。

スライド4 

大学教育という大変光栄で、また教える事の大切さを自身が学ぶ機会を与えて下さいました下畑先生には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

医療法人誠道会
各務原リハビリテーション病院
副院長・神経内科 和座 雅浩

 

ページトップへ移動