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改めて統計学の奥深さを実感しました…!~リハビリデータベース勉強会に参加して~

去る5月8日(金)の夜、平成医療短期大学教授、加藤清人先生にお誘いをいただき、日本福祉大学で行われました統計学的手法を学ぶ「リハビリデータベース勉強会」に私岸本と当院和座副院長とで参加させていただきました。この時に私は、過去に読んだ一冊の本のワンセンテンスを鮮烈に思い出すことになりました…。ヒトの記憶ってすごいですね…。そんな説明も合わせ、今回の勉強会の報告をいたします!

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皆さまは、以前流行語になった「もしドラ」というワードに聞き覚えはないでしょうか?ドラえもんじゃありませんよ。これ実は、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』という岩崎夏海原作のベストセラー小説のことで、今から3年ほど前、元AKB48の前田敦子が主演で映画化されたことでも話題になりました。

http://www.j-cast.com/2010/07/22071619.html

 この小説は、公立高校の弱小野球部でマネージャーを務める女子高生を演じる前田敦子が、ピーター・F・ドラッカーの著した組織管理論手引書『マネジメント』を偶然書店で手に取ったことを契機に部の意識改革を進め、甲子園を目指すと言うストーリーです。実は私、今回の勉強会に参加している途中で、この本に登場した、「一見信じられなくても、統計学的に裏付けされた事象を上手く活用することがチームを勝利に導く…」というくだりが、病院のリハビリテーション現場でも大いに当てはまると感じたのです。

 リハビリデータベース勉強会は、千葉大学予防医学センター環境健康学研究部門教授 近藤克則先生のもとに、国立長寿医療研究センターや名古屋大学、畿央大学、日本福祉大学、および各病院で活躍されておらえる業界のトップランナーの先生が集まる形で構成され、それはそれはハイレベルなものでした。そのディスカッションは大変有意義な内容で、共感できることの多さに鳥肌が立つくらいでした。近藤先生からの指導の中では、ロジスティック回帰分析という解析方法を扱う時の注意点を、最新のトピックスを交えて学ぶことができ、私の目からはウロコが落ちまくりでした。統計手法で自分が今まで問題視していなかったことが、実はとても大きな間違いをはらんでいたことを知ると、ただただ反省です…。まだまだ勉強が足りないことを痛切に感じます。

 「医療の現場において、患者様、関連機関様からの信頼をいただくためにはどうしたらよいのか?」。これはしばしば議論される大切なテーマだと思っています。統計学的手法をしっかりと踏まえる行為そのものは、研究結果の是非を問わず、私たちが信頼される大きな要素になります。今回の勉強会で、このことを改めて強く認識させていただきました。そして何といっても医療統計に長けた先生方と貴重なつながりを持たせていただいたことには大変感謝です!

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 勉強会後のパワフルな親睦会でも、統計学の威力に関した話題は尽きず、和座副院長の酔拳も封じられるほどのエナジーを感じました。ちなみに「統計学が最強の学問である」は西内啓のベストセラー書籍で、ビジネス書大賞2014を受賞しています。興味ある方はコチラ→http://biztai.jp/2014/prize.html

 次回の勉強会では、ぜひ当院における取り組みをプレゼンテーションさせて頂き、考察を一層深めることができればと思っています。ご指導を賜りました先生方には、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!!!
 
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医療法人誠道会
各務原リハビリテーション病院 リハビリテーション科
総括主任 岸本泰樹(専門理学療法士:生活環境支援)

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