岐阜脳神経フォーラム2015~山本先生先生の神経筋疾患VF4000件エビデンスは最強なり!メインイメージ

岐阜脳神経フォーラム2015~山本先生先生の神経筋疾患VF4000件エビデンスは最強なり!

去る10月22日、岐阜都ホテルにて開催された「脳・神経フォーラム2015」に参加させていただきました。昨年も行なわれたこのフォーラム、今年も多くの参加者で盛況でした。今回はこの様子を私岸本が、個人的なインプレッションを交えレポートいたします!

フォーラムでは、はじめに安藤医師から当院の回復期リハビリテーション病棟開設後1年間の総括が報告されました。様々なデータの分析を基に実情が露になった我が回復期…。ようやく1年ですが、良くも悪くも、改めてデータから見えてくることの多さに驚かされました。これも日頃から当院を支えていただいている、近隣医療機関の先生方・関係者皆様のおかげであることを思うと、改めて感謝です。

会はその後、国立精神・神経医療研究センター神経内科医長の山本敏之先生による特別講演へと続きました。お題は「パーキンソン病治療における嚥下治療への対処」、いよいよ私がとても楽しみにしていた山本先生のお話しです(^_^)。座長の当院和座医師より「山本先生ご自身が施行・解析された嚥下造影検査(VF)件数は年間400近いペースを常に維持され、今年の6月にはついに4000をクリア!、このハイペースでの4000到達は摂食嚥下医学会においてはイチロー級の偉業である!!」と紹介があり、楽しみは更に倍増しました。山本先生のお話しは、とても分かりやすいと以前から定評があるとお伺いしていましたが、実際に講演が始まると…。これが実際はうわさ以上!多くのVFに基づくお話しは説得力が桁違いで、落ち着きある語り口で丁寧な説明により、私のみならず会場全体が引きこまれていました。嚥下動画と画像を適所におり交ぜたとても分かりやすいスライドは、嚥下のことをよく理解していない私の頭にも抵抗なく入っていきました。

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お話しの中で与薬についての経験談も紹介されました。飲み忘れ、まとめ飲みなど、薬にまつわる問題は私もいろいろ聞いたことがありますが、印象的だったスライドはパーキンソン病嚥下障害の方の「口の中に残ったままの薬」の映像でした。こんなこともあるんですね…(+_+)。このように嚥下のことをよく知らない方でも、まさにゴックンゴックン飲みこめるお話で、非常に有意義な学びの時間となりました。本当にありがとうございました。

講演終了後に開かれた懇親会の様子です。山本先生が私たちを緊張させない配慮で対応してくださったおかげで、自然と肩の力を抜いてお話させて頂くことが出来ました。摂食嚥下栄養に関わる当院の若いスタッフ達の質問にも、温かくお答え下さいまして感謝申し上げます。山本先生より教えて頂いたパーキンソン病嚥下障害のエッセンスは、当院でも実践していきたいと思います。

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特筆したいのが、挨拶させていただいた時に頂戴しました名刺!これが何とも秀逸なのです!過去に多くの名刺交換をさせていただきましたが、私はこんな驚愕な仕組みを秘めた名刺にこれまで出会ったことがなく、まさに「グッドデザイン賞」認定レベルでした。ここでは驚愕の理由をお伝えできないのが残念無念(T_T)、山本先生にお会い出来る方は、お楽しみにしていて下さい!

様々な学びと、新しい経験が得られたとても素晴らしいフォーラムでした。摂食嚥下リハビリテーションとなると、通常は言語聴覚士が中心に関わる事が多いのですが、パーキンソン病の方の安全な飲み込みには、姿勢や頚部・体幹の筋力および筋緊張の調整が重要であるとのことを分かりやすく教えて頂き、理学療法士ももっと積極的に関わっていかなければならないと強く思いました。

最後は金屏風の前で、山本先生、東海中央病院副院長、松久卓先生を囲んで記念撮影をパチリ!このような会を企画して下さった 関係者の皆様に感謝感激です。またいつか山本先生にお会いできる機会を願いつつ、帰りのタクシーの中で何度も名刺を眺める私でした…。

 山本先生ご講演4

各務原リハビリテーション病院
リハビリテーション科
総括主任 岸本 泰樹
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