難病セミナーで「パーキンソン病リハ」の大切さについて講演させていただきました!メインイメージ

難病セミナーで「パーキンソン病リハ」の大切さについて講演させていただきました!

平成28年1月22日、加茂総合庁舎にてパーキンソン病の患者様とご家族様を対象とした「平成27年度 難病セミナー」が開催され、今回は私、理学療法士の早矢仕が外部講師としてお招き頂きましたので、その様子をレポートさせていただきます!

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今回は「パーキンソン病に対するリハビリテーションと日常生活動作のコツ」をテーマとして、主に「リハビリって効果があるの?」「一緒に体操をやってみましょう!」「日常生活動作のコツ」の三部構成で1時間ほどお話しさせていただきました。

まず「リハビリって効果があるの?」についてですが、日本神経学会から出されているガイドラインや、多くの研究報告などからも、パーキンソン病の運動症状をリハビリが軽減させる効果がある事が分かっており、まずそこを分かりやすくお伝えしました。また当院の取り組みとして、パーキンソン病に特化した運動療法として注目されている運動プログラム「リー・シルバーマン療法(LSVT BIG)」と「経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を用いた運動療法」を行った症例を、実際の動画で提示させていただきました。それぞれの先進的なリハアプローチで、詳細は下記に記載してありますのでご参考下さいませ。

・リー・シルバーマン療法(LSVT BIG)
http://www.seidoukai.or.jp/reha/introduce/rehab/rehab02

・tDCS
http://www.seidoukai.or.jp/reha/blog/4892.html

ちなみにLSVT BIGを実施する為には、下記のLSVT GLOBALが主催する認定講習会に参加し、正式に認定を受ける必要があります。実は私、内緒でこっそりとこの国際ライセンスを取得したのですが、後に当院神経内科の和座医師にバレしまい(笑)、お陰様で今に至っております。

http://www.lsvtglobal.com/clinicians

早矢仕君LSVT-BIGライセンス

LSVT BIG認定療法士は、岐阜県ではまだ数名しか取得していない国際ライセンスでもあり、和座医師からも「そのミッションは果たさねばならぬ!」とプレッシャーも絶大ではありますが(‥;)、こうしたリハ治療により、パーキンソン病の運動症状が見違えるように改善される体験を通じて、患者様を経験するにあたり、またパーキンソン病の方は、皆様真面目で律儀が多く、とても感謝して頂けることもあり、理学療法士にとっての大きなやり甲斐となっています。

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二つ目には「一緒に体操をやってみましょう!」ということで、写真の様に実際に体操をみなさんと一緒に行わせて頂きました。頭を抱えて悩んでいるわけではありませんよ(笑)首のストレッチです。手と腕の体操では実際に手のグー、パーのスピードや動作の大きさを確認して頂き、まずは自分の体の動きを確認してました。自身で感じているよりも実際には大きく動かせていないことを感じていただき、より大きく動かすことを意識した「デコピン体操」なるものをみなさんで行ってみました。手と上肢の体操後には運動前後での比較において、すぐに動作に改善を実感頂けた方もおられたようで、講師としてはとても嬉しく感じました(^^)

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三つ目に「日常生活動作のコツ」としてさまざまな場面でのコツをお伝えしました。目と耳を十分に活用した環境整備の仕方や、心の中で一度リハーサルをしてから行動するなど少しの工夫で動作が楽になることをお伝えしました。ちょっとしたコツで動作に違いが出るケースもあるので、ご紹介させていただいたコツを試していただき、より健やかな生活を送って下さると、私はとても嬉しいです(^^)

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講演後には患者様の交流会にも参加させていただき、実際にどんなことに悩んでいるのか困っているのかなど生の声を聴かせていただくことができました。患者様の直の声を聞かせて頂く事は、大変良い経験になり、当院のリハ診療に活かしていきたいと思いました。

会に同伴&強力な援護射撃をしてもらいました地域連携課、谷口相談員とのツーショットです。帰りの車の中では、パーキンソン病診療を通じて地域医療にもっともっと貢献していこうと約束しました!

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外部講師としてお話させていただくのは初めてで、かなり緊張してこの日を迎えましたが、パーキンソン病リハの取り組みの大切さを理学療法士の立場でお伝えできるチャンスを頂けた事は、私の良きモチベーションアップの機会とする事が出来ました。また患者様にリハビリを実践して頂くには、その大切さを良く理解して頂く事が、いかに重要であるかを実感出来たことも勉強になりました。今回の経験を活かし、よい質の高いリハビリに還元できるよう頑張っていきたいと思います!

最後に当院でパーキンソン病診療に主に関わらせて頂いていますスタッフ達の集合写真もアップさせて頂きます。パーキンソン病リハについてご相談などございましたら、なんでもお気軽にご連絡ください! 

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医療法人社団誠道会
各務原リハビリテーション病院
理学療法士 早矢仕 充寿
 
 
 
 
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