嬉し楽しの嚥下マニア懇親会(^^)メインイメージ

嬉し楽しの嚥下マニア懇親会(^^)

大阪嚥下医学会学術集会、最終レポートは懇親会の様子です!嚥下マニア(笑)が語り合うこの会は、下記のように、メイン会場にて立食パーティ形式で行われました。私の参加は、美味しい料理が食べ放題&飲み物放題(^^)/ではなく、当院の嚥下診療を日頃よりご親身に指導して頂いている各先生方への、ご挨拶&御礼が目的なのでご理解下さいませm(__)m。

懇親会様子3

大会長とつとめられました兵庫医科大学 生理学講座生体機能部門 越久仁敬先生のご挨拶の様子です。 越久先生の臨床研究の1つは、嚥下治療に関わるトランスレーショナルリサーチです。

 http://www.hyo-med.ac.jp/faculty/course/physiology1.html

この場でも何度でも述べさせて頂いておりますが、当院では幸いにも越久先生のご厚意により、嚥下治療の1つとして開発されました干渉波刺激装置を、先進的な嚥下ニューロリハとして、1年ほど前より臨床で利用させて頂いております。学術集会開催時の懇親会は、学会参加費とは別に会費をお支払いするのが常ですが、大会長の「1人でも多く参加して頂けるように」とのおはからいで本会の参加は無料とのこと!(^^)!、これまた慈悲深い越久先生らしいおはからいと思いました。

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次は日本嚥下医学会理事長/浜松市リハビリテーション病院院長 藤島一郎先生のご挨拶です。藤島先生はリハビリテーション専門医の先生ですが、脳外科医でもあられ、以前は沢山の脳外科手術もされていたそうです。特に脳卒中の摂食嚥下障害が御専門で、藤島の摂食状況レベル評価法、K-point 刺激法などをご発案、まさに嚥下リハのゴールデンスタンダードを築き上げられた御高名な先生で、我が国の摂食嚥下診療に従事する医療従事者で藤島先生のお名前を知らない者は皆無であります。H21年4月より本学会の理事長をおつとめになっています。

http://www.ssdj.med.kyushu-u.ac.jp/about/index.html

http://www.hriha.jp/about/greeting/

藤島先生は、越久先生らしいサイエンス満載のプログラムを構成されたご尽力に深い敬意を述べられていました。また本大会は、越久先生のお生まれである淡路島で開催される計画もあったそうですが、その後会員数が右肩上がりで上昇し、とても学術集会を開催できるようなスペースがないとのことで、大阪となった裏話などをお聞かせ頂き、どっと笑いがおきました(^^)。藤島先生のご講演を聞かれた方はよくご存知だと思いますが、いつもお話はユーモアたっぷりで面白く、聴衆者を和ませ引き込まれてしまいます。

懇親会ー藤島先生ごあいさつ

また藤島先生からは、高知大学耳鼻科咽喉科学教授、兵頭政光先生に日本嚥下医学会理事長をバトンタッチされることのアナウンスもありました。

http://www.kochi-ms.ac.jp/~fm_otrhn/greeting/index.htm

兵頭先生は、兵藤スコアという嚥下内視鏡スコア評価法を考案された先生です。この評価法は、咽頭期の重症度を分かりやすく数値で反映でき、誤嚥や嚥下予後を予測できるたいへん。患者様への説明にも有用であり、当院では嚥下内視鏡実施例では全例で兵頭スコアにより点数化し、データベース化しております。

詳細は下記をご参照下さい。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/113/8/113_8_670/_article/-char/ja/

兵頭先生は、いろいろな先生方に簡便に利用してもらえるようにという目的に嚥下内視鏡スコア評価法を発案されたそうですが、私のような内科医が嚥下内視鏡の基礎から学ぶには、まさに絶好の評価法でありました。大変有用な測定法を当院にて活用させて頂いておりますこと、心より御礼申し上げました。

兵頭先生のご挨拶では、特にリハビリテーション分野で御高名な藤島先生のご尽力により、学会会員数が急増した事を讃えられていました。私は2012年2月の第36回より参加させて頂いておりますが、高齢化社会の中での嚥下に対するニーズの高まりと共に、特にここ数年の嚥下医学会の盛り上がりを感じています。今回の学術集会の参加者数も700名弱と、4年前より倍増しているとのことでした。 学会事務局様より、最新の会員数および内訳のリアルデータを頂くことが出来ましたので、ここにそのデータさせて頂きます。この2年余りで、何と741名→1097名と48%アップ!、特に医師会員数が増加している事が分かりました。そして藤島先生が理事長を引き継がれた500人余りとのことですので、在任期間に会員数を100%以上もアップ!された藤島先生のお力は凄いと思いました。

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実は私、浜松市リハビリテーション病院 重松 孝先生より、嚥下ニューロリハを御教授頂いた事をきっかけに、2012年2月に浜松市リハビリテーション病院見学のチャンスも賜る事が出来ました。その時、 病院長 藤島先生より、「嚥下を一生懸命頑張るなら、日本嚥下医学会に!」と当学会に入会を御推薦頂きましたご恩があります。見学時は、藤島先生が嚥下障害の患者様を実際に診察される様子を拝見出来るチャンスも賜りましたが、ご講演の時と同じようなユーモアトークで患者様を和ませ、かつ「あなたは違いの分かる方だから」などと上手に褒め、俄然やる気にさせてしまうのです( ^o^)ノ。リハビリテーション治療を成功させるには、患者様の精神状態や意欲はとても大事である事、私は学ばせて頂きました。藤島先生のお導きで、大変楽しく嚥下を勉強をさせて頂いておりますこと、写真のごとく深々と御礼申し上げ、これまたプレミアムな記念写真をご一緒させて頂きました!(^^)!。

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また懇親会では、東京慈恵医科大学附属柏病院神経内科、谷口 洋先生、宮川 晋治先生とも記念写真をご一緒させていただきました。谷口先生の神経内科目線からの嚥下障害アプローチは、良き指南書とさせて頂いております。谷口先生と宮川先生とは、この後の2次会でもご一緒させて頂きました。お二人は、懇親会前に学生さんを連れられて焼肉会をされていたのとこと、つまり3次会になるのですが、谷口先生はどれだけ泥酔されていても、最後のご挨拶はいかにもneurologistらしく、いつも理路整然なお話でフィニッシュされます。

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本学術集会のあるセッションでは、耳鼻科の重鎮先生方から「神経内科先生は嚥下に熱心でない」との厳しいご指摘が連発し、参加していた私は穴に入りたい気分でしたが(‥;)、そのセッションの座長を務められていた谷口先生が「神経内科もいい奴はいるので」と擁護して頂けました。この谷口先生の反撃(笑)には、写真の様に会場は大爆笑、こわもての耳鼻科重鎮の先生方もにっこりとされ、私の居心地もいっぺんに良くなりました(^^)。谷口先生、本当に有り難うございました。

谷口先生座長1 - コピー

私も耳鼻科重鎮の先生方の厳しいご指摘に反撃するため、学会医師会員の専門別の内訳も調査してみました。医師の中でも会会員数は耳鼻咽喉科先生方が圧倒的に多く、縦軸のレンジが1/10となっている事はご容赦願います。嚥下でも私達神経内科医も頑張っている事を、ここでお示ししたかったのですが、大変厳しい現実が、、、。まず医師会員数において神経内科医がしめる割合は25/812のたった3.1%である事、さらにショックだった事は、ほとんどの科で会員数が増えているのに、神経内科医は2013年10月が25名、2016年2月も25名全く増えていない事でした(‥;)。 まさに「神経内科先生は嚥下に熱心でない」は、生データを持ってリアルに立証されてしまいました。これだけ嚥下障害の原疾患で神経内科疾患が占める割合が多く、かつ医療現場で嚥下のニーズが急増しているにも関わらず、何故でしょうか?この真実を知ってしまっては、反撃が不可能です。このブログを読んで頂きました神経内科先生は、是非ともこの会にご参戦頂き、援護射撃の程よろしくお願い申し上げます。

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最後は、やはりチーム越久の記念写真です!懇親会の間、越久先生は色々な先生方からのご挨拶を受け続け、なかなかいいタイミングがなかったのですが、この写メだけはゲットしないと岐阜には帰れないと粘り強く待ち伏せして、ゲットしました(^^)。

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大会長 越久先生、理事長 藤島先生、この度は大変有意義な学術集会に参加させて頂きまして、本当に有り難うございました。来年も学術集会で発表できるよう当院の嚥下リハの取り組みを充実させ、耳鼻科重鎮先生方からの「神経内科の先生達は、嚥下に一生懸命ではない」の悪しきイメージを覆せるよう頑張ります!!!

 

医療法人誠道会
各務原リハビリテーション病院
神経内科 和座 雅浩

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