平成27年度法人内学術発表会が執り行われました!!メインイメージ

平成27年度法人内学術発表会が執り行われました!!

先日「医療法人社団誠道会 平成27年度法人内学術発表会」が執り行われましたので、私がレポートさせて頂きます。「なにそれ(・・?)」っていう人がほとんどですよね(笑) 当法人にはリハビリテーション教育の一環として専門職の枠を超えた8つの専門部会が存在します。

現在は、

  • 整形チーム
  • 高次脳チーム
  • 認知療法チーム
  • 内部療法チーム
  • 認知症チーム
  • OTアプローチチーム
  • 透析チーム 
  • ボツリヌス療法チーム

の8チームが活動をしていまして、法人内学術発表会では各チームが一年間勉強や研究をした成果を発表する場となっています。今年度からは看護部門からの参戦もあり、今年からドクターの方々に採点をしていただき順位付けをするという…。さながら大会のような妙な緊張感の中、去年より更にパワーアップした学術発表会となりました。*ちなみに私は「整形チーム」「看護部門 褥瘡対策チーム」に所属しこの発表会に参加しました。

会は、まずは磯野理事長の挨拶からはじまりました。

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そして先陣を切って、看護部門からの発表!看護部門からは、病棟における褥瘡対策の成果についての発表です。スタッフの多職種連携による、ケアの長期継続で褥瘡を改善させたファインプレーを報告させていただきました。発表3人娘達(笑)、今回は前回と違い、写真の様に随分と余裕しゃくしゃくでした。場慣れすることが大事なことよく分かりました。

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各チーム個々の特色にちなんだ専門分野での治療介入の検討、手技、当院での取り組みについて、普段なかなか聞くことの無い貴重なお話を聞く場となり僕も大変勉強になりました!

ここで各発表者からいただいた、発表概要についてのコメントを記します。

 

(整形チーム 理学療法士 金子昌夕乃)

今回整形チームでは「筋膜リリース」についての発表をしました。チームメンバーの2名が筋膜リリースの勉強会に参加して学んだ事を、チーム内で伝達講習・実演し、その効果について統計をとりました。まだリハビリスタッフ同士でしか筋膜リリースが出来ていないため、今後は更に筋膜リリースの腕を磨き、患者様とのリハビリにも利用していきたいです。

 

(高次脳機能チーム 作業療法士 吉田圭佑)

高次脳チームでは、半側空間無視をテーマに前半は基礎知識を、後半は症例発表を行いました。私たちが勉強している高次脳機能障害には様々な症状があり、その症状が周りに理解されないこともあります。患者様へのリハビリや対応などはもちろんのこと、家族様にも高次脳機能障害を理解していただけるように今後も、日々勉強していきたいと思います。

 

(認知症チーム 理学療法士 吉田芳広)

今回、認知症チームは施設生活に不安があり、リハビリに対して拒否がある患者様に対する取り組みを発表させて頂きました。リハビリの限られた時間の中で、生活歴を聴取することは大変でしたが、1人の患者様に関して深く考える機会を得ることができ、とても貴重な経験をする事ができました。

 

(内部療法チーム 理学療法士 佐々木亮)

内部療法チームでは一年間の学習の取り組みとして、呼吸器疾患に対するアセスメントと呼吸介助について発表させて頂きました。研修会や勉強会で学んだことを中心に実際の患者様に対して行った評価・治療についても報告することができ、日頃からの知識と技術の研鑽の重要性を改めて感じることが出来ました。

 

(嚥下チーム 言語聴覚士 田中亮太郎)

嚥下チームでは、干渉波刺激を活用した症例について、チームにて検討・介入を行った内容について発表させて頂きました。嚥下障害を有する患者様に対して、嚥下機能向上のみに目を向けるのではなく、咳嗽訓練による誤嚥リスクの軽減といった、より包括的な関わりが必要であることを改めて考えさせられる貴重な機会となりました。

 

(OTアプローチチーム 作業療法士 谷田真美)

OTアプローチチームでは、OTなら誰しも言われたであろう「OTって何をしているのか?」という疑問を、「生活行為向上マネジメント」の考え方を用いて発表させて頂きました。生活行為向上マネジメントは“人は作業をすることで元気になれる”をスローガンにしています。今後も、患者様の大切にしている作業に寄り添える作業療法士になれるよう頑張りたいと思います。

 

(ボツリヌス治療チーム 理学療法士 江頭雅己)

法人内での一部のスタッフしかかかわる事の無い、ボツリヌス治療の流れやその効果について発表をさせて頂きました。この治療に関わる療法士として、今後も更なる治療技術の向上に努めたいと思います。

 

(透析チーム 理学療法士 平野真弘)

平成27年度、透析チームは外来透析患者様のQOLに着目して取り組んできました。透析時間の長さや食事の制限、痛みや合併症等の影響で、透析患者様のQOLは一般的に低下傾向にあるといわれています。一方、透析中に運動を行なうことは効果があると報告されている為、私たちは運動実践の有無によるQOLの違いに着目しました。実際に当院の透析患者様のQOLを調査したところ、運動した方々のほうが、運動をしてない方々よりQOLが高いという結果がわかりました。これからも、透析患者様との日々の関わり合いの中でどんな些細なことでも見逃さず、よりよいリハビリを行っていきたいです。

 

・・・と、どのチームもかなりハイレベルの内容で、先輩方の日々の苦労がひしひしと伝わり、大変感動してしまった僕です。

全てのチームの発表が終わった後、注目の表彰式が・・・。審査員の先生方に、厳正中立に採点していただきました。

 

 そして採点の結果・・・・・

3位:透析チーム

2位:認知症チーム

 

 そして栄光の1位は・・・・

 ”*(^o^)/*”(クリック)

 看護部門 褥瘡対策チーム!!

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なんと、初参戦で最優秀演題をゲットとなったのです!準備段階から少しお手伝いさせていただいて、看護師の皆様の努力や情熱を近くで見ていた僕はホントに感動しました!看護師、ケアスタッフの皆さんの日頃の献身的な介入や治療を知っていただく、とても良い機会になったのではないかなと思います。もちろん!どの発表も素晴らしい内容であり、ドクターの方々も順位付けに苦渋されたであろうことは言うまでもありません。ホントに貴重なお話を聞かせて頂けたこと、当発表会の準備や発表に関わっていただいたすべてのスタッフにこの場を借りてお礼を言わせていただきたいと思います。ありがとうございました。

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最後は磯野理事長&発表者達の記念写真です!ご満悦の理事長と、発表を終えて充実感が漲るスタッフ達のリアリティは伝わるでしょうか?

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当法人ではこのように日頃から患者様・利用者様のお力になれるよう、自身のスキルアップや自己研鑽に励んでおります。その力が地域に根ざした当院の力となり、地域の皆様に還元していけたら良いなと考えております。来年度もこのような素晴らしい発表会が行なえるように日々努力を続けていきたいと思います。

 

医療法人社団 誠道会
各務原リハビリテーション病院 リハビリテーション科
理学療法士 丹羽 達貴
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