第57回日本神経学会学術大会にてtDCSを全国に広めてきました!メインイメージ

第57回日本神経学会学術大会にてtDCSを全国に広めてきました!

みなさん、こんにちは。先日、神戸国際会議場で開催されました第57回日本神経学会学術大会にて、私理学療法士の堤が発表をしてきました。天気はとても良く、神戸の綺麗な景色を見ながら会場に着いたのですが、まず会場の大きさに驚き、自分はこんな大きい会場で発表するのかと身震いしました。会場に着くと、真っ先にポスター貼りを行ったのですが、手が震えて、止め画鋲を何度も落としていました((+_+))笑 当院恒例の記念写真は、発表前に撮って頂きましたが、ご覧の通り全く余裕の無い表情でした。

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今回はポスター発表となりましたが、共著の神経内科・和座先生からは、印刷OKのサインがなかなか頂けず、度も手直ししての最終完成となり、神経内科学・総本山である本学会での発表意義がいかに大きいか、嫌でも知ってしまう事となりました(*_*)。

さて今回のタイトルは「進行性核上性麻痺患者に対するtDCSを用いた歩行訓練の取り組み」です。tDCSとは、経頭蓋直流電気刺激の略で、これは頭皮上に設置した電極から微弱な直流電流を一定時間流すことで、大脳皮質活動の興奮性を変化させる方法です。主に脳卒中などの中枢性疾患、またうつ病などの精神疾患に対して有効であるとのエビデンスが、特に3~4年で数多く集まってきていて、脳神経のリハビリテーション分野で注目されてきている手法です。一方、パーキンソン病などの変性疾患に対する有効性の報告はまだ少なく、進行性核上性麻痺に対しては先行研究は見当たらず、その意義は大きいとのことで、今回に至りました。

発表している写真がこちらです。写真を見て改めて、こんな多くの方が聞いて下さったのかと実感しました。2分30秒と短い時間だったのですが、全力で発表させていただきました。和座先生はいつものごとく(笑)、臨場感ありありの写真を沢山撮っていただき、自分がどんな発表をしたのかを確認でき大変自信に繋がりました!

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質疑応答では、いかにも神経内科医と思われる先生から、手技や刺激部位についてご質問頂き、当院でも今後の取り組みの参考にしていきたいと思いました。

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今回はまさに全国レベルの学会でしたが、他県のセラピストの方より、「そもそも、tDCSって何?」という質問を多くいただき、関心が高い一方、まだまだtDCSを知らない方も多く見える事が分かりました。tDCSは患者さんへの負担も非常に少なくてすみ、様々な脳疾患のリハビリの効果を高める可能性がある機器であることから、もっともっと知られてもいいと思いました。

ちなみに私、tDCSに関しての発表は日本デイケア学会、岐阜県士会、そして今回は日本神経学術大会と合計3回と、多くの場で発表することが出来まして、「当院ニューロリハの名参謀☆」なる称号も頂く事が出来ました(^^;)。今後もtDCSの利点を、より多くの方に知っていただけるような取り組みを継続していきたいと思います。

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医療法人社団  誠道会
デイケアセンター みつばち
理学療法士 堤 誠二郎

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