理事長挨拶

地域の皆様に出来得る限りの安心と安寧をご提供

皆様
2019年末から始まった新型コロナの流行を経験し、同様の事態に対して対応できるグループ作りが急務であると実感しました。
当グループは新型コロナが2類相当の間に3回ほどパンデミックを経験しましたが、その対応に大きな労力を費やしました。職員の導線、患者さんや入所者の居室、職員が休むことによるマンパワー不足や施設基準等、多くの問題があることが露呈しました。特に施設においては、個室の少なさ、スタッフのロッカーや食堂を含めた病棟のゾーニング、スタンダードな感染予防の消耗品の備蓄、外来診療と入院・入所業務の人的接触、など多くの問題が浮き上がってきました。

一方、今回の流行において、当院に入院・入所中の方々の新型コロナによる死亡者は、お一人もいらっしゃいませんでした。また、パンデミックの回数も比較的少なかったと考えています。しかし、新型コロナウイルスを施設内に持ち込まないことを第1義とし、外来や緊急の入院を制限したため地域の皆様の外来診療や緊急入院に対する要望に十分にお応えすることが出来ませんでした。今後もあり得る感染症のパンデミックや、地震などの天災に対応できる誠道会グループに成長するために、法人グループのハードとソフトの整備と変革が必要と考えています。

私たち誠道会グループは、団塊ジュニア世代が高齢者となり、国民の65歳以上の割合が約35%に達する2040年を迎えるにあたり、2025年からの10年間の間に地域の医療・介護の基盤の一翼を担い、小児を含む全世代の地域の皆様に24時間365日の安心と安寧を提供できるグループに生まれ変わる決意です。

担当診療科

  • 糖尿病内科
  • 総合内科

認定・資格等

  • 認知症サポート医
  • 日本医師会認定産業医

所属学会・指導医/専門医/認定医

  • 一般社団法人日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
  • 一般社団法人日本内科学会認定総合内科専門医